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INPEXの株主優待が欲しくて300株を追加購入。

2025年の春、私はINPEX(1605)の株式を追加で300株購入し、保有株数を合計400株にしました。目的は明確、「株主優待」と「配当金の最大化」です。エネルギー企業であるINPEXの持つ安定性、そして高水準の株主還元政策に魅力を感じ、家計にも嬉しいリターンを求めての決断でした。

この記事では、INPEXを選んだ理由、株主優待の詳細、配当金シミュレーション、今後のリスクや展望までを数字と共に分析的に解説していきます。


INPEX(インペックス)とは?──日本最大の総合エネルギー企業

INPEXは、日本政府が筆頭株主のエネルギー開発大手で、石油や天然ガスを主力事業としています。国内外で油田やガス田の権益を保有し、収益構造は原油価格と連動しています。

特に注目すべきは、その安定的なキャッシュフローと高配当。景気に左右される業種でありながらも、2022年以降のエネルギー価格上昇を背景に業績が急伸。2024年度の営業利益は約1兆円を超える規模にまで成長し、配当も大幅に増配されました。


株主優待制度:400株で「お米」+「QUOカード」がもらえる

INPEX株主優待制度は以下のとおりです(2025年7月現在):

保有株数 優待内容
100株以上 QUOカード1,000円相当
400株以上 QUOカード1,000円+新潟県産こしひかり2kg

優待の権利確定日は毎年12月末。100株でもQUOカードがもらえる点は魅力ですが、私はこの“2kgのお米”に魅了され、買い増しを決断しました。


■ 300株買い増しを決断した理由

私がINPEXの株をもともと100株保有していた理由は、配当利回りの高さです。2025年7月時点での配当予想は、年間100円/株(予想)。つまり、100株で年10,000円の配当金が受け取れる水準です。

以下に買い増し前後の比較を示します。

内容 100株保有 400株保有
投資額(概算) 約20万円 約80万円
年間配当(税引前) 約10,000円 約40,000円
優待(QUOカード 1,000円 1,000円
優待(お米) なし 約1,200円相当
合計利回り 約5.5% 約5.5%(変わらず)

ここで注目すべきは、「優待+配当を含めた総合利回りが非常に高い水準にある」ということ。買い増しすることで、お米という生活実用品を追加で得られるだけでなく、税引前で年4万円の不労所得が得られる点に非常に魅力を感じました。


■ 配当金シミュレーション:10年間保有したらどうなる?

では、この400株を今後10年間保有し続けた場合、どれほどのリターンが期待できるのでしょうか。以下は、現在の配当水準が維持された場合のシミュレーションです。

【前提条件】

  • 保有株数:400株

  • 株価:2,000円

  • 年間配当:100円/株

  • 税率:20.315%(所得税15.315%+住民税5%)

  • 優待価値:QUOカード1,000円+お米2kg(1,200円相当)

【10年間のシミュレーション結果(概算)】

項目 金額(10年累計)
配当金(税引前) 400株 × 100円 × 10年 = 400,000円
配当金(税引後) 約318,740円
優待(QUOカード 1,000円 × 10年 = 10,000円
優待(お米) 1,200円 × 10年 = 12,000円
合計リターン(税後+優待) 約340,740円

つまり、株価が変わらない場合でも、10年間で約34万円の利益+元本80万円の保全が見込まれるのです。これは年間利回り約4.25%に相当し、銀行預金や国債とは比較にならないリターンです。


■ リスク要因と注意点

もちろん、INPEXに限らず投資にはリスクがあります。特にエネルギー関連株は以下の点に注意が必要です。

  • 原油天然ガス価格の変動:価格が下落すれば収益が減少し、配当が減るリスクも。

  • 為替変動:海外プロジェクトの収益は為替に左右される。

  • 政策リスク:脱炭素政策による規制や、再エネへの移行スピード。

ただ、INPEXLNG天然ガス)へのシフトやCCS(二酸化炭素の地中貯留)技術など、脱炭素時代を見据えた戦略も進めており、将来的な構造転換にも期待できます。


■ 投資の動機と得られたもの

私がINPEXを買い増した理由は、単にリターンだけでなく、「目に見える実感が得られる投資」をしたかったからです。配当金はもちろん嬉しいですが、お米やQUOカードといった優待は、家族にとってもわかりやすく、投資への理解が深まる良いきっかけになります。

「株を持っていたら、お米が届いた」
それだけで家族との会話が生まれ、投資がもっと身近なものになります。


■ 今後の方針とまとめ

今後もINPEXを長期保有する予定です。毎年お米とQUOカードをもらいながら、高水準の配当を受け取りつつ、値上がりのタイミングがあれば一部利確も検討するつもりです。

もし配当が維持され、優待制度も継続されれば、INPEXは「配当+優待+インフレヘッジ」の三拍子そろった優良銘柄として、長期投資にぴったりだと感じています。


■ 最後に:INPEXは“生活に寄り添う”投資先

私はこれまで複数の高配当株や優待株に投資してきましたが、INPEXのように「生活に役立つ優待」と「高配当」が両立している企業は稀有な存在です。特に400株の優待設計は、「しっかり投資した人への厚遇」とも言える設計で、企業側の誠実さも感じられます。

これから優待投資や高配当株投資を始めようと考えている方には、INPEXは非常におすすめできる銘柄です。もちろんリスクもありますが、そのリスクと向き合いながら、着実なリターンを得ていく喜びは、数字以上の価値があると私は思っています。


※本記事は特定の銘柄の売買を推奨するものではなく、あくまで筆者の個人的体験と分析に基づく内容です。投資は自己責任で行いましょう。